西荻窪のホームに降りると、どこかしらから焼き鳥のおいしい匂いがしますが、たぶん発生元はこのお店です。西荻代表の「戎」は南口、北口とそれぞれありますが、南口が本店。西荻窪南口を出てくるっと右を向くと、いい具合の路地で飲む楽しそうな人達がいるお店です。
戎で食べる気の利いたおつまみ
とある日の本日の刺身3点(ブリとカツオとマグロ)盛り。3種類もある刺身が680円で食べられるという衝撃。そして一切れの分厚さに感動。安いのにプリっとしたうんまい刺身です。日替わりで刺身の種類は変わるものの、大抵メニューにあるのでまず初めに頼むのがおススメです。
とある日のおつまみ3品(おからとほうれん草塩昆布和えとせりおひたし)盛り。こちらも内容は違えど大抵日替わりで用意されているメニューなので、初めに頼むのがおススメ。戎にはお通しという概念がないので、こちらをお通し替わりに他にオーダーした商品を待つのがデフォ。おつまみ3品盛りに含まれる一品達は大体優しい味のものが多いので、これからガンガン飲むぜ!の前の準備運動としては相性が最高です。
やっぱり食べたい焼き鳥は、通常よりもやや大きめ。日によって焼き加減が若干違ってはいるものの、全体的にしっかり焼かれた焦げまでおいしい串です。タレはややあっさり目。写真は個人的に大好物な3本、豚バラ玉ねぎ串と鳥皮ピーマン串と皮付きねぎま串。
みんな大好きカレーコロッケ。オーダー後に揚げてくれているらしく、サクッとアツアツ。しかも中のカレーはちょっとスパイシーな大人のカレーに仕上がっているので、飲みに丁度いい味。
戎は南口も北口も一品料理がおススメ。味が濃い(しょっぱくて酒が進むね的な)ものよりも、優しく上品な味の一品料理が多いです。料理はそれほど量があるものではないですが、1つの値段が安い(大体280~400円くらい)ので色んな料理を楽しめます。写真はとある日のメニュー。
戎のお酒は安くて旨くて量がいい
日本酒「戎」は230円でいただけます(杯数上限あります)。寒くなってきたらまずこの「戎」で熱燗。南口と北口でちょっと種類が違ったりするので、行ってみて違いを楽しむのも一興。まずグラスMAXに注がれたお酒を一口、そのあとグラスの下にこぼれたお酒をグラスに入れてまた一口飲むのが乙。
戎は角ハイが超炭酸なので、他のお店よりもうまい。角ハイは280円、トリスハイなら驚きの190円。どちらもメガサイズ(容量不明)があるので、ガッツリ飲もうぜ!ってときは飲んでみるのもおススメ。
個人的に大好き生レモンハイ。ジョッキがちゃんと大ジョッキサイズ。基本的に戎の酎ハイは酒が濃いので、お酒が好きな人には本当にうれしい一杯です。おススメな飲み方は、グラスに刺さった半分レモンをそのまま手で絞ってレモンの香りをガッツリ感じながら飲む、というのが乙(祐天寺のばんスタイル)。
戎の南口は通りで飲めるという貴重なお店なので、外の風を感じながらのむならやっぱり瓶ビール。そして戎の南口にはみんな大好き最強の瓶ビール「赤星」があります。もちろん生ビール(プレモル)もあります。生ビールも大サイズがあるので、大ビールいけるぜ!という人にぜひチャレンジしてもらいたいです。
ドリンクは通常メニューと期間限定メニューとがあります。写真は通常のドリンクメニュー。ほんとうにどれもこれも安いことに衝撃。
ひとことメモ
通りに面した5つくらいの店舗全てが戎です。路地に出ている小さなテーブルや、大人数で座れる掘りごたつ形式のテーブルなどもあるので、1人で飲みにも行けるし、みんなでワイワイ飲みにも行けます。一部カウンターを除けば、パーソナルスペースの広狭は気にしなくても大丈夫です。昼から空いているので昼飲みが本当にはかどります。西荻名物でもある戎に行けば、西荻飲みがいかに楽しいかを実感できるはず。あと個人的な感想ですが、店員さんが優しいです。
おススメの一品
王道 :刺身、一品料理全般
安定 :串物全般、カレーコロッケ、イワシコロッケ
挑戦 :大サイズの飲み物全般
お店の基本情報
東京都杉並区西荻南3-11-5
西荻窪駅の南口を出て、駅を背に右に曲がって真っ直ぐ進むとすぐに「戎」の赤い看板が上に3つくらい見えます。
営業時間
定休日無し:13:00 ~ 24:00
※年末年始は南口と年末まで営業・年始から営業とテレコで営業しているようです
電話番号
03-3332-2955
参考予算
いっぱい飲み食いする人:2,500円
そこそこ飲み食いする人:2,000円
2件目に行く人 :1,000円
※コース無し(飲み放題もたぶん無いです)
※日本酒、焼酎などは杯数上限があるようですが、上限に達する前に酔っ払います。